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HOME > 真田貴吉企画・製作 朗読劇『ミナモ世代』
舞台照明家、真田貴吉が照明デザインの観点から朗読劇へのアプローチを行う企画です。2006年にナントカ世代が上演した『ミナモ世代』を再編・改作し、演出家や俳優とともに実際の劇場を使ってひとつの朗読劇として創作を行います。
照明デザイナー、オペレーターとしての実験のための企画ですが、無料(要予約・多数抽選)で公開します。新型コロナウイルス感染症対策として、劇場には照明家1人・演出家1人・俳優2人で計4名しかいません。何のおかまいもできませんが、ご興味のある方はどうぞお越しください。(要予約)
[7/26追記]公演は終了しました。舞台写真(ゲネプロ時に演出家が撮影)を以下にアップします。

企画・製作・照明

真田 貴吉

脚本・演出

北島 淳

出演

七井 悠(劇団飛び道具) twitter
外山 華子 つちのこ商店(タティングレース販売/minnne)

日時

2020年7月24日(金)~25日(土)

    • 24日(金)  18:00-
    • 25日(土)  13:00- / 16:00-

会場

人間座スタジオ(京都市左京区下鴨東高木町11-10)  HP

料金

    • 無料

感染症への対策

新型コロナウイルス感染症への対策として、以下を行います。

    • 劇場入口に消毒液を設置いたします。手指の消毒にご協力ください。
    • 客席数を制限して、観客の皆様同士の距離を確保します。

必ずマスクを持参し、劇場内ではマスクの着用をお願いします。また、新型コロナウイルス感染症の陽性者が発生した場合に接触の可能性がある方に速やかに連絡を行うため、ご予約に当たってはお客様の氏名や連絡先をお伺いしています。ご了承ください。

あらすじ

一本道の先にたどり着いた海を望む場所に、女は鼻歌まじりに訪れる。
と息をつく間もなく、悲嘆にくれた様子の男が現れる。

いくらかの会話と約束を交わした女と男は、そこからデートへと繰り出す。
公園で待ち合わせをし、ドライブへ出ては昼を取り、いくつかの名跡を通って2人が到着したのは再びの海。
その時、カーステレオから流れる曲は、女が最初に口ずさんでいた鼻歌と同じ、終幕を歌う「マイ・ウェイ」だった。

文体の確立もままならない中、プリミティブな衝動と先達へのあこがれをないまぜにして暗中模索で執筆された、ナントカ世代の初期も初期の作品です。
3人だった出演者が(プロデューサーからの圧力により)2人になり、朗読用にダイエット→1時間たらずの小品になりました。

この企画について(詳細)

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響で、現在、ライブエンターテイメントはかつてない危機的な状況を迎えています。特に制作段階において長時間の近接した準備(稽古)を前提とする演劇-中でも、観客と出演者の距離の近さが魅力のひとつとなっている小劇場演劇は、「新しい生活様式」において求められる劇場での客席設定では収益化が困難なこともあり、緊急事態宣言が解除された2020年7月現在も非常に制限された状況です。
まだまだ今後の見通しが付かない状況は続きますが、劇場公演の再開期に向けて、利用予定がなくなった劇場を使い、舞台照明家としての実験を行うための企画として朗読劇の創作を行います。
具体的には、ナントカ世代の協力を得て、2006年にナントカ世代が上演した三人芝居『ミナモ世代』を、二人芝居用の朗読劇として再編・改作を行い、実際の劇場空間の中でひとつの作品を作り上げる過程で、朗読劇に対する照明デザインの観点からのアプローチを探索・実践します。
こうした実験のための企画ですが、作業としてはひとつの小さな劇場作品を制作することになるため、無料で公開いたします。企画の趣旨を踏まえたうえで、ご興味のある方、劇場空間に飢えて仕方がない方など、ぜひお越しいただき目撃してください。

なお、本事業は京都市文化芸術活動緊急奨励金を活用して実施いたします。

この企画はナントカ世代が協力して実施しています。告知用のページ(このページ)の管理をはじめ、予約管理やお客様への連絡等を真田貴吉より受託されたナントカ世代が取り扱っていますので、あらかじめご了承ください。個人情報の取扱い等に関しては、原則としてナントカ世代の プライバシーポリシーに準じます。