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⑨『鏡の国の戦争』

2010年5月14日(金)-16日(日)
アトリエ劇研(アトリエ劇研協力公演)
原作/いしいひさいち「戦場にかける恥」他
脚本・演出/北島 淳
その戦争にはボーダーがあった。目指す国はもう間近だ。
隣り合わない幾つかの国が、どこだか知らない遠くで諍うことも少なくない時代。

男は国境を前に立ちすくんでいる。
〝関係者以外立入禁止〟
草臥れた体もやがて下萌の匂いにはじめて気づく。
何しろその季節の芝の手入れというのは大変だ。
めっぽう無慈悲な看板に向かう、男はいかにも無力だった。

いっぽう三人姉妹はお茶会の準備にせわしない。
長女ご自慢のジャムがなくなった。
傍らでは兵士が、芝に顔をうずめて突っ伏している。

「戦争だ。戦争をしましょう。」

ナントカ世代、おかげ様の⑨。

出演

浦島 史生(柳川)
真野 絵里(中野劇団)
延命 聡子
外山 華子
上田 直人(The Rabbit Gang Troupe) 

スタッフ

ゲスト出演:丸山ともき・ハルカ(柴犬)
声の出演:土肥 辰也(劇団ZTON)
演出・音響:北島 淳
舞台監督:釈迦谷 智
美術:丸山 ともき
照明:真田 貴吉
メイク:たかつかな(何色何番)
制作:作田 京子
製作:蚤の市

 
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